食べないで痩せる・・・。（体験者の話）

食べないダイエットを続けると体にどのような

危険が及ぶのか。

悲惨な体験をした、２４歳ＯＬの話です。

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身長１６５センチメートル

体重４５キログラム

スリムで、筋肉もついた体格のよい彼女は

中学３年生のときに所属していたバレーボール部

を引退しました。

そのとき、彼女は運動をしなくなると

「このままでは太ってしまう」という不安感におそわれ、

減食してエネルギーをとらない食事をするように

なりました。

そのとき、減食したことが、間違ったダイエットの

はじまりであることに気がつきません。

減食をするようになってから、毎日、体重を

はかると、針が動いて減っていくことに

快感を覚え、ますます減食を続けます。

減食をはじめてから２ヵ月後、体重は１２キログラム

減っていました。

でもきがつくと生理はとまり、ひどい冷え症に

なって、夏でもこごえるような寒さを感じて

学校にも行けなくなってしまいました。

脈をはかると、なんと３０しかありません。

（成人は安静時の脈は一分間に５０～８０）

血圧は上が３０～４０にしかなりません。

（健康なら上が１３０、下が８５程度）

これらの数値は、ほとんど生死の境を

さまよう状態です。

そうなると、体内の感覚がなくなり、

痙攣がおこることもあります。

本人は、どのようにして自分の手足を

動かしているか、まったくわからない状態に

なったそうです。

間違ったダイエットが大きな代償を生む、

という代表例です。